マキシマリスト推進委員会

子供の頃は興味を惹かれる全てを手に入れたかったのに…。 いつから君は変わってしまったんだい?  「シンプル」「多機能」「ミニマリスト」が溢れる現代に、人々が忘れていた心を。

究極のわさび

「え。チューブじゃないの?」

思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。彼の手には、ゴツゴツとした岩肌で、緑色をした細長いモノが握られていたからだ。

我が家ではまずお目にかかれない物を、じっと食い入るように見つめる。

一般家庭ではチューブタイプしか使わないものだと思っていたのに。

わさびは直前におろすのが一番美味しんだよ、と彼は得意気な笑みを浮かべる。

「そんなに変わるもんかねえ。」

半信半疑の私は、その直後に衝撃的な体験をすることとなる。

 

 

 

 

遡ること50分前。

あまりの暑さにゆらゆらと揺れる道をゾンビのように歩きながら、やっとの思いで友人宅へ到着。

「いらっしゃい。もう準備は出来てるよ。」

いつものようにリビングへ通され、入口に近い椅子に腰掛ける。

窓という窓が開け放たれ、南側の大きな窓の外には巻き簾が立てかけられていた。

外はあんなにも暑かったというのに、室内は柔らかい光で満ちていて、心地よい風が吹き抜けている。

 

とりあえず、と出された麦茶を一気に飲み干し、ぷはーっと大きく息を吐いた。

暑い日に飲む、キンキンに冷えた麦茶のなんと美味しいことか。

お互いの近況報告を手短に終え、早速本題に入る。

「それで、食べさせたいものって何?」

「ふふふ。これだよ。」

ドンッ。

目の前に出されたのは、そうめん。

「あ、分かった。たくさんもらったから消費を手伝えってことでしょう?」

「違うよ。こいつは今回の主役じゃあない。」

コトリ。

つゆが入った瓶を隣に並べる。どう見ても市販品なのでこれのために呼んだわけではないのだろう。

そして最後に出てきたものは私が想像していたものとは大きく違っていた。

「もしかしてそれ、生のわさび?」

彼は答える代わりにニヤリとした。

今から目の前ですりおろしてやろうということらしい。

 

興味津々で見つめているわさびの横に、さらに見慣れない物が置かれた。

卓球のラケットを連想させる形状の木の板に、白っぽいザラザラとした何かが貼り付けている。霧吹きで何度も水を吹き付けたかのように、小さく丸いポツポツが密集していて、これがまたとても硬い。

困惑する私を無視して、彼は丁寧にわさびの先端の皮を、使う分だけ削ってゆく。

「これは、鮫肌おろしって言うんだって。」

「鮫肌おろし…。」

「そう。この前和食屋さんに行った時にね、お店の人がこれを使って目の前でおろしてくれだんだよ。あまりに美味しかったんで教えてもらって、買ってしまったわけさ。」

鮫肌でおろすとそんなに変わるのだろうかと思ってしまうが。

まあ、彼がそこまで推すのならば、一度くらい食べてやらないこともない。

皮をむいた部分をザラザラとした部分に押し当てると、「の」の字を書くように、ゆっくりとすり始めた。

 

その瞬間。

ぶわっと、わさび特有の香りが室内に広がる。

離れていてもこんなに感じるなんて、口に入れたらどうなってしまうのだろう…。

泡を含んでやや白っぽく、みずみずしくて滑らかなおろしわさびがどんどん増えていく。

それはすべて小さな器に移され、私の目の前に置かれた。

ではでは、堪能させていただくとしよう。

 

実食。

ひとまずわさびそのものを頂くこととする。

恐る恐る口に含んだ瞬間。

ガツンと独特な香りが、鼻を通り越し、脳を突き抜ける。

あまりの衝撃に、思わず仰け反る。

予想に反して、甘い。

そして後から辛味が追いかけてくる。

「なに、これ…。すご…。」

語彙力などどこかへ行ってしまったようだ。

空気を含んでいるからか、鮫肌のおかげなのか、暴力的な辛味は無い。

クリーミーで、香りを最大限に引き出している。

こんなにも違いが出るだなんて。

 

その後食べたそうめんが、一瞬にして完食されたことは言うまでも無い。

 

「ふー。食べた食べた。」

お腹も満たされたので、横にならせてもらう。ひんやりとしたフローリングが気持ちいい。戻り香でこんなにわさびを感じたことなどない。

心地よい風に吹かれていると、睡魔に引っ張られていく。

ウトウトと夢に旅立ちながら、考える。

うちの家族にも、あのわさびを体験してもらおう。

私も鮫肌おろし、買ってみようかな。

 

 

 

 

 

 

鮫皮おろし 長次郎 小

鮫皮おろし 長次郎 小

 

 

あなたの人生に、ユーモアは足りていますか?

「あんたのとこは何をしてるんだい?」

 

そう言われるのも仕方がありません。

豆腐屋」「魚屋」のようにひと目で中身がわかる名前ではないのですから。

 

最近は特に、組織の透明化が叫ばれていますね。

活動内容やポリシーがわからない物に手を出さない人が増えている傾向にあります。

 

当委員会はジャンル問わず様々な物を紹介するのですが、この初期段階で「何を目的に」「何を発信していくのか」を正直に公開しようをいう結論に至ったわけです。

 

これを読んで、「こういう内容なら読むだけでも面白いな」「暇つぶしくらいにはなるか」と思った方は読者になっていいただければ幸いです。

 

 

 

 

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判断基準は「無くても困らないもの」

 

 

グダグダと前置きを続けても疲れるので、早速例を挙げて説明致します。

「万歩計」というテーマで見ていきましょう。

 

 

まずはこちら。「最新型万歩計」

 

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活動量計、歩数記録、サイクリングモード、屋内での運動モード、屋外での運動モード、時間表示、日付、距離、カロリー消耗表示、心拍測定、音楽再生、紛失防止、カメラ遠隔操作、着信通知、SMS通知、Line通知、Skype通知、 Facebook通知、 Twitter通知、 Whatsapp通知、 長座注意通知。

Amazonより引用

 

実に多機能で高性能なスポーツウォッチです。

しかもスタイリッシュなデザインで防水機能付き。

こんなにシンプルな外見なのにできることがとても多い!

これ一つあればウォーキングやランニングは劇的に快適になるでしょう。

気になるお値段は約3600円。

欲しくなりませんか?

 

しかし、当委員会が求めている物はこういうものじゃありません。

需要がありそうなものは、放っておいても売れます。

 

 

 

 

では何を重要視しているのでしょう?

私が最初に書いた記事を最後まで読んでくださった方ならきっとわかるはず。

そう、これはゲームなのです。

欲しくなるかならないか、絶妙なラインを突かなければ面白くありません。

 

 

 

 

そして見つけた、これ以上ないくらい当委員会にぴったりのアイテムがこちら。

 

スマートフォン内蔵の万歩計のための永久モーションマシン」

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スマートフォンにも万歩計は内蔵されていますよね。

本体の電源さえ入っていれば計測してくれるやつ。

ステンレス製のポケットにスマートフォンをセットして、マシンを作動させれば、振り続けてくれます。

 

 

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そう、これです!!

こういうのを求めていたのです!!

万歩計の歩数を急激に増加させるためだけの永久モーションマシン。

ビジュアル的にも申し分なし。

「計測値を水増しする」という限られた状況でしか使用できないだなんて、とても魅力的だとは思いませんか?

しかもお値段は約5800円と、先ほどの最新型万歩計よりも高い。

素晴らしい。 

 

 

 

 

まとめ

今回は「万歩計」というテーマで当委員会の目的を明らかにしました。

世の中にはたくさんのものが溢れています。

その中にはきっと、普通に生活しているだけじゃ巡り合わないものが埋もれているのです。

いつも通りに生きていたら出会えなかったものがここにあるとしたら、それを知るだけでも面白いとは思いませんか?

「へえ、こんなのあるんだ!」と思っていただける物を求め、発信して参ります。

あなたの生活に少しでも多くのユーモアを。

 

 

 

一度は抱いてみたい!曲線美で有名なアレが、実は安くで手に入る。

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美しい曲線。
バランスの良いくびれ。

つややかな外見。
遠く手の届かない場所にあるがゆえに、触ってみたいと誰しもが一度は願う___。

 

 

そう、それは______

 

 

 

 

 

 

 

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ボウリングのピン。

 

 

 

 


ボウリングをするたびに、
「ああ、家に一本あったらいいのに…」
と思いますよね。

 


でも、一般人が買えるの?
買えても高くない?

 という声が聞こえてきますね。

 


いえいえ、買えるんですよ。
実物大。
しかもバラ売り。
一本約2500円。

アマゾンで購入可能。


「使い道ないし、必要ない」と言う人がほとんどだと思います。
はたして、本当にそうでしょうか?
あなたは、ボウリングのピンの秘めたる可能性を考えたことはありますか?

 


想像してみてください。
自分の部屋に本物のピンが一本ある、と友達に話した時、95%の確率で「なんのために⁉︎」と食いついてくるでしょう。

相手の興味を引くのには十分すぎる材料なのです。

 


そして男性諸君。

これを持っているだけでチャンスに繋がるのですぞ!
飲み会の後やデートで女の子とボウリングに行った時、こんな会話が成立します。

 

 

 

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「実は、おれの部屋に本物のボウリングのピンが置いてあるんだ。」
「それほんとー?笑」
「本当だよ。すべすべで気持ちいいし。抱き心地ハンパないから、手放せないね。」
「えー、わたしも触ってみたい!」
「じゃあこの後ウチにおいでよ。好きなだけ触っていいから。」
「いく!!」


その後の流れは分かりますね?
ぜひともそのままストライクを決めてきていただきたい。

 

 

 

とはいえ。


一般的には、

  • オブジェ
  • ボウリング大会の優勝トロフィー

などに使われることが多いそうです。
カラーバリエーションも豊富ですし、金のピンは特にトロフィーとして使えそうですね。


値段も手頃なので、友達の誕生日プレゼントでウケ狙い、という選択肢もあります。

 

 


可能性の模索

 

また、使い道はそれだけではありません。

 

 野球の時にバットが足りなくて困ったら?

そう、ボウリングのピンです。

少し短いですが、面積が広いため、ミート率は上がるでしょう。

 

置き手紙が風で飛ばされそうで困ったら?

そう、ボウリングのピンです。

1kg以上はあるので、間違いなく押さえていてくれます。

 

黄色を選べば、あの超有名映画の再現だって可能です。

「もしもまだ、家で自分の帰りを待っていてくれるのなら。

家の前に黄色いピンを、並べていて欲しい。」

 

 

 

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まとめ

いかがでしたか?

ボウリングのピンにだって秘められた可能性はあるんです。

確かに、一本だけじゃ本来の力は発揮できないかもしれません。

しかし、それを「持っている」ということ自体が強みにだって成り得るのです。

あなただってきっと何かしらの強みがある。

それに気づき、磨き上げ、別のジャンルに応用することで新しい世界が広がるのです。

発想を柔軟に、様々な角度から見つめることが大切なのです。

人は誰しも、必ず一つは優れた部分を持っているのです。

 

せめてあなたくらいは、あなたを信じて。

 

 

 

 

あなたは買わずにいられるか? 新プロジェクト、始動。

Q:あなたの趣味は何ですか?

A:ショッピングです。

よろしい。入りなさい。

 

 

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ご挨拶が遅れました。初めまして。マキシマリスト推進委員会会長のぺぺです。

最近は「ミニマリスト」という概念をよく耳にするのではないでしょうか?

最小限の物で生活を送る方々です。

「マキシマリスト」とは、ミニマリストの逆をいく方々です。

そしてそれは、良いことでも悪いことでもなく、人が元々持っている欲求なのです。

 

最近小学校に上がった子供も、しがないサラリーマンも、定年を迎えたご老人も、世界の大富豪も、かの有名なマリー・アントワネットも。

 

時代も性別も年齢も関係なく、モノを手に入れたいという欲求を、人は備えています。

 

 

それなのに、あなたはモノを欲し、手に入れることをあまり良くないことだと、思ってはいませんか?

 

 

 

 

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ほとんどの日本人はマキシマリスト側だった!?

こんな経験はないでしょうか?

 

「この服、気に入ったからつい買っちゃった✩」

「つい買っちゃったけど、あんまり着ないなあ。でも捨てるのはもったいないし…」

そして次から次へと増えていく洋服達。

 

  • つい買ってしまう。
  • でももったいなくて捨てられない。
  • そのうち使うかも。
  • 物に囲まれた狭い空間が妙に落ち着く。

 

そんなあなたは言い逃れができないほどにマキシマリスト側です。

 

 

 

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それでもあなたは認めませんか?

自分はしっかり節約して、欲しいものを我慢している、ですって?

 

 

思い出してください。

欲しくてたまらないおもちゃを見つけると、泣き喚き、叫んで、あらゆる手を尽くしてでも手に入れようとしたあの頃を。

 

目を覚ましてください。

なりふり構わず、欲しいものは欲しいと、欲求をぶつけていたあの頃を。

 

あの頃の素直で輝いていたあなたはどこへ行ってしまったんだ!

 

 

 

私がこのブログでやっていくこと。

私はこれから、ジャンル問わず、実にユニークな物を紹介していきます。

一般人にとってそれは無くても構わないものなのかもしれない。

でも、あったらあったで便利なのです。

持っていたら確実に話題にできるでしょう。

正規の使い方から他の使い方まで、実に豊富なアイデアを紹介して参ります。

 

 

 

 

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私のブログを読んで、あなたは買わずにいられますか?

これから始まるのは私とあなたの戦いではありません。

あなたの中に存在する欲望との戦いなのです。

さあ、ゲームを始めよう。